杖を使う人への介助方法とは?

杖を使って歩いている高齢者の歩行介助を行うなら、どんな方法で介助するのが良いのでしょうか?
まず使用する杖の長さを確認して、高齢者が立った時の手首の位置になるように穴の位置を調整したり、高齢者にとって使い勝手が良くなるような長さにしておきましょう。
高齢者は突然前に歩き出すと転倒する危険性があるため、歩き出す時には高齢者に少し体を左右に揺らしてもらい、一歩を踏み出しやすい状態を作ると良いそうです。
さらに、高齢者が右足を出した時には介助者も右足を出して、足並みを揃える事によって高齢者の左右に空間を作り、歩きやすい状況を作ってあげましょう。
無言で歩行介助を行うのではなく、歩く前には高齢者への声がけも行って介助するようにしましょう。