右側に麻痺がある方の食事介助

右側に麻痺がある方の食事の全介助の方法をご紹介致します。
まず、被介助者の横側に座って同じ目線になったら、目の前に食事を置いてどういったメニューなのかを説明しましょう。
そして最初に、汁物やお茶などの水分系のものを口にして頂き、口の中を湿らせて食事が取り易い環境を作り出します。
汁物などを口に運ぶ際には、しっかりと両手で器を持ち、こぼれたり落としてしまわないように注意してください。
食事は誤嚥予防のため健側がわに運んでいき、箸やスプーンなどは下から持っていくと口に含んでもらいやすいですが、喉奥まで行ってしまわないように注意しましょう。
飲み込みが出来ているかどうかを確認しつつ、一品が無くなるまで食べてもらうのではなく、おかずやご飯、汁物など種類を変えながら食べてもらうようにすると良いですね。
食事が終わったら締めにお茶を飲んでもらって終わりです。